IODATA「EX-GDQ271RAB」レビュー前編 4kを触っていた人ほど触る価値のあるWQHDという現代のゲーム最適解

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最近富に感じてきたことがある。

ゲームが…重すぎる…。

そう、生半可ではないくらいに最近のゲームは重い。
実際問題4kで俺はずっと回しているが、最近のゲームのベンチマーク結果を見て欲しい。

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そう、FPSを伸ばすにはDLSSをパフォーマンスなどに設定しなくてはならないのです。

つまり4kとしての質を確保するより前にFPSを犠牲にするか、画質を犠牲にするかの二択を迫られる、そんな状況になったわけです。

そしてトドメがこれでした。

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こいつのデュアルフレームレートでフルHDに切り替えて遊んだ結果でした。

4kと違ってありとあらゆるゲームが軽かったという事実。
そして設定を考えずともフル設定でガンガン回せるという現実が降ってかかりました。

そこで俺はこの時から考えた。
WQHDが実は合っているんじゃないか、と。

そこで購入したのが今回のこれ。

IODATA「EX-GDQ271RAB」。

まず最初に今回の結論から。

ホントにこれだったんですよね。

では、実際にどうだったのか、それを検証していきましょう。

スペック

まずはこのモニターのスペックを見ていきましょう。

27インチでWQHDというのが非常に相性がいいです。

実は前回のP275MVで限界を感じた理由の一つがこれでした。

確かにフルHDは4kより大幅に負荷は減るものの、27インチではドットがかなり出るんです。
そのこともあり、明らかに画質の劣化が顕著だった、というのがあります。

しかし27インチでWQHDなら確かに負荷はフルHDより上がるものの、4kより負荷が圧倒的に下がるんです。

なにしろWQHDは 2560×1440=約369万画素に対し、4Kは 3840×2160=約829万画素、率にして44.5%、つまり半分以下まで激減します。

なお、フルHDは1920×1080=約207万画素のため、WQHDはフルHDの1.78倍、4kに至ってはこの4倍なので、如何に4kが重いか、というのが分かります。

表にするとこんな感じ。

画素数フルHDとの比較倍率
フルHD約207万画素1
WQHD約369万画素1.78倍
4k約829万画素4倍

如何に4kが重いかは一目瞭然です。

で、画質ですが、正直言うと27インチで60~70cm離して見る標準的なモニターの見方なら4kとほぼ変わりません。
強いて言えば文字が荒いな、ってことくらいですね。

画面構成のAHVAはいわゆるFast IPSパネルです。VAと付いてますが、実際にはIPSパネルの一種になります。

そして何より恐るべきはリフレッシュレート320Hzで応答速度0.2msという驚異的な速さと、HDR400正式採用という点です。

正直去年までのWQHDモニターなら考えられなかったレベルで大幅に進化しているのが分かります。

ちなみに去年のこれの前モデルは180Hzでしたので大幅な進化です。

付属物

では、実際にどういう感じなのか見ていきましょう。

最初に付属していたユニットをプラスドライバーで外すとこのようにVESAマウントが出現します。

ちなみにそのユニットにスタンドをつければいいだけの簡単組立仕様です。

自分はアームを使っているので試していませんが、スタンド自体は高さ調整、ピポット、チルト、スイベルまで付いている上に、しかも目盛り付きという非常に至れり尽くせりの内容です。

端子はディスプレイポート、HDMIが二個、ヘッドホンのみです。
USBの口はファームウェアアップデートに使います。
双方ともHDCP2.3となっています。
HDMI2.1ケーブルならVRRにも対応です。

便利なのがリモコン付き、ということです。
これが付いているため、ゲーム機を接続していてもリモコンからの入力切り替えが出来ることで逐一モニター触れなくても便利という利点があります。

HDR認定自体はされていませんが最大の明るさは436nittでした。
リフレッシュレートは320Hzまで出ています。

総合ベンチマーク

ではベンチマークです。
今回は4kと比較してのベンチマークです。

実施したゲームは10本ありますが、全部一気に出したら膨大すぎる量あるため、まずはこの前編では総合的な結果のみをお伝えします。

実施PCはいつもの通り、公平を期すために解像度以外は4k基準での設定として動かしています。

CapFrameX1.8.4、NVIDIA Appは11.0.7.247、ドライバは596.49です。

全タイトルでのFPSは平均45%、1%LOW24%の向上となりました。
如何に軽くなっているか、ということが分かるかと思います。

負荷が減ったことでVRAM消費量も低下しました。
平均・最大共に84%まで低下しています。
如何にグラボに優しいか、ということも分かるかと思います。

メモリ使用量は3~4%の上昇となりました。

共有メモリはほぼ誤差範囲です。

CPU使用率は平均6%、最大5%の上昇となりました。
これはフレームレートの上昇に伴い書き出す量が多くなったためです。

全スレッドも平均9%、最大11%の上昇となりました。
やはり解像度低下はCPUの使用率向上を招きます。

一方で大きな変化はグラボの電力消費量。
平均が85%、最大が87%にまで低下しており、明らかにグラボに対する負荷が軽減しています。

その結果はグラボの使用率にも現れており、平均8%、最大5%の低下となりました。

まとめ

まずは簡単にレビューしていきました。
今回のまとめはこんな感じ。

ホントにこれ。

IPSにmini-LEDと、4kを二台使いましたが、さすがに昨今のゲームを最高画質4kで回すのはハイエンドのグラボがないと難しい。
実際FG前提のゲーム設計や、4k自体も単独で売るよりデュアルフレームレートや、先日のComputexで発表になったトリプルフレームレートなど、4kで回すことにメーカー自体が限界を感じている、という節があります。

二年前ならマジで4kからWQHDへの変更は考えられませんでした。正直言って昔のWQHDは非常に中途半端な立ち位置にいたからです。

しかし、実際にはどうだといえば、昨今の重すぎるゲームに対して明確にFPSが上がり、なおかつきれいさがそんなに4kと変わらないとわかること、負荷が軽いこと、レスポンスがいいこと、そして何より、4kモニターより圧倒的に安い。

2025年までのWQHDと比べても大幅に進化しています。高リフレッシュレート化や低価格化、場合によってはmini-LEDやHDRの大幅強化などがその最たる例でしょう。

そしてこのモニター、動作保証3年付いているのもでかいです。

ちなみにHDR400ですが、眩しすぎず割とちょうどいいですので、目もそこまで疲れません。

その点においても、割とちょうどいい安心して買えるモニターかな、と思います。

4kだとゲーム重いな、でも中華製のモニターほどの機能とかはいらないな、という方にオススメです。

後編では各種ゲームの詳細ベンチマークを載せていきますのでお楽しみに。

<リンク>

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