【ベンチマーク】RTX5070Ti VS RX9070XT 2026年5月初旬地点レビュー後編 11本のゲームを徹底比較!

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前回の記事で紹介した5070Ti。

これのベンチマーク平均は載せたけど、果たしてどのゲームなのか、ということを示さないと結果としてはよく分からんと思うのです。

前回の記事はこちら↓

【ベンチマーク】RTX5070Ti VS RX9070XT 2026年5月初旬地点レビュー前編 5070Tiの9070XTと比べた際のソフトウェアの強さを見る
俺は、我慢の限界に達した。やるソフトの尽くがDLSSにしか対応しておらず、FSRはせいぜい2.0止まり。しかも同条件ならともかく、DLSSなら3.0以上でフレーム生成入り。それがどんどん当たり前になり、肝心のRedStoneは普及する気配な…

というわけで今回は前回の記事に出した平均結果が何から割り出されたものか、ゲーム11本を元に徹底的に検証していきます。

まず簡単な結論。

マジでこれ。
前回も似たこと言ったけど、ホントにこれ。

ではじっくり見ていきましょう。

比較条件

今回の比較条件は下記のとおりです。

まずPCはこれです。

これと9070XTとを比較します。9070XTはOCモデルのTaichiですので、通常のものとはいささか結果が異なることも想定されます。

なお、元からFSR4.1になっていたタイトルはDLSSに変更した上で、それ以外でも比較できるタイトルについては一度それで比較した後、DLSS状態にしたうえで比較します。

また、状態によってはMFGをオンにした結果も紹介していきます。

今回の計測バージョンは下記を使用します。

先日596.36が出ましたが検証には間に合わなかったため、非常に安定したバージョンと評判の596.21を使用しました。

CapFrameXは1.8.4、BIOSは4.03は変わりません。

なお、今回CapFrameXでレイテンシも取っていますが、それはPCレイテンシにあたります。
これはCPUからGPUにいくまでのPC全体のレイテンシを示すものです。
基本は50ms~70msでだいたいの重量級ゲームは回る感じで、競技系ならともかく普通にプレーしてる分にはそこまで感知はそこまでできないと思います。

ただしPCレイテンシはたとえFGをしていなくても40ms前後は発生すると思ってください。
あくまで参考値として計測された結果を今回は記載します。

サイバーパンク2077・ベンチモード

サイパンはDLSSのMFGの設定が可能ですが、NVIDIA APPで設定してもゲーム中だと4xまでしか設定できません
今回はそれに合わせた形で測定します。

2x、つまり同じようなFG単体だと9070XTに負けますが、MFG4xにすると一気に別物と化します。
特にFPSが40%以上伸びるのはでかいです。

じゃあ4xに伸ばしたところで遅延はどうなのよと言われるとこんな感じです。

流石に遅延はかなり4xにすると伸びます。
ただはたして普通の人がこの遅延に気づくかと言われるといささか微妙なラインです。

9070XTだとカツカツだったVRAMも13.8%の低下となり、13GB台に収まっているなど、圧縮技術の高さに驚きます。

一方でメモリは15%の使用率上昇となりました。

驚くのが共有メモリの少なさ。如何にVRAMにおさめているか、というのがよく分かります。

電力消費量は平均で70W、最大だと180Wほど一気に落ちます。
この省電力性は正直驚きました。

GPU使用率も多少ゆとりをもたせるのがNVIDIAの特徴のようです。
対してAMDは余剰リソースまで全部取って全力で回す、という設計思想がよく分かります。

黒神話悟空ベンチマーク

レイトレなしの場合圧倒的にAMD有利です。特に5070Tiは1%LOWの落ち込み具合がかなりひどいことになります。
一方でこのゲームのレイトレはパストレであるため、パストレをオンにすると一気に伸びます。
平均37%、1%LOW15%の上昇と流石にレイトレコア積んでるだけのことはあります。

VRAMは5~7%の低下となっています。ここでも9070XT同様にパストレのほうがVRAM食う構造なのは変わりありません。

こちらもサイパン同様にメモリは5070Tiのほうが食う形でした。約15%の変動幅になっています。

共有メモリについてはもはや1/5以下です。如何にNVIDIAの圧縮技術が詰め込まれてるか、というのはこれが一番よくわかりますね。

電力消費量はパストレで87W、レイトレ無しで168W最大値が低下しています。
平均でも70~80Wの低下となっており、ワッパに関してはNVIDIAが圧倒的です。

GPU使用率はこちらも少し低下です。

Forza Horizon5ベンチモード

Forzaは何がずるいって、FSRは2.2なのにDLSSは3だという現実です。

FSR2.2にはフレーム生成技術がありません。
一方DLSSにはフレーム生成あります
ずるい…。

FPSはラスタだと17%も9070XTが勝利しますが、DLSSを入れた場合一気に19%も伸ばすことが可能になります。
これがクオリティではなくパフォーマンスなどなら更に伸ばすことも容易です。

VRAMについてはDLSSを入れてるかそうでないかでだいぶ違いが出ました。
ただ双方とも9070XTよりかなり下なのは間違いありません。

メモリは結構豪快に食います。約19%の差異となります。

共有メモリは元々9070XTでも少ないこともあり、前の二つと異なり、そこまで差は出ませんでした。

約100Wの低下となります。やはりワッパに関してはNVIDIAの圧勝です。

GPU使用率もこれまで同様少し下がりますが、如何に9070XTが常時全力で回してるかというのもよく分かります。

FF14黄金ベンチマーク

FF14はFSRかDLSSを選べますが、ここでもFSRは1.0に対してDLSSは2.0です。
ただどちらもフレーム生成には対応していません。

これは明確にNVIDIA有利の結果になりました。
同じFSRを使用しても11%、DLSSを加えたら更に10%伸びるという驚異的な結果となりました。

元々スクエニはFF15でDLSSを入れた経緯もあり、更にFF7リバースは後付でDLSSのMFGを入れているなどかなりNVIDIAシフトな形になっていることも効いているのでしょう。

レポート上のFPSもほぼ同様の結果になりました。

スコアもその形で伸びています。
DLSS使えば脅威の22000超えです。

約50%の差になりました。今までのものと比べても圧縮率も高くなっていることが分かります。

メモリも8%の上昇程度に収まっており、そこまで極端な上昇幅ではありません。

共有メモリは約1/4になっています。

DLSSを入れると一気に低下します。元から80W近い低下幅でしたが、更にそこから下がるのでDLSSとの親和性が高いかというのが結果に出ている形ですね。

一方でGPU使用率に関してはNVIDIAのほうが今回は全力で回っていました。
正直こればかりは意外な結果でした。

アリス・ギア・アイギス

FPSは若干ですが5070Tiの勝利です。
まぁそもそもOpenGLなんてレトロAPIなんで差が出ようにも難しいところはありますがね。

なんと驚きのVRAM80%以上の低下!
アリスギアはやることなすこと結果が極端すぎる…。

他のゲームと違ってアリスギアはメモリ使用量も20%も低下しました。
なんで他のゲームと傾向が違うんだこれ…。

共有メモリに至っては9070XTの1/7
少なすぎる…。

電力消費量はそれほど差は出ませんでしたがどの項目でも100Wいきませんでした。

GPU使用率はこんなもん。もろにGPU余ってます…。

ストリートファイター6

スト6はFGも超解像もない完全ネイティブ勝負ですが、5070Tiの圧勝です。
というか1%LOWが4kでまるで落ちないのが正直驚異的すぎます。

実際対戦のフレームタイムでも平均は一緒ですが、1%LOW、最大値どちらも5070Tiの方が優秀な結果になっていることが分かります。

VRAMは約14%の減少になっています。

メモリ使用量はほぼ誤差範囲です。

共有メモリは約1/6に減少しました。

ほぼFPSリミットいくからかワッパも非常に効率的です。

GPU使用率もかなり低くなっています。

正直今までAMD有利だと思ってたREエンジンでここまで差がつくとは思ってませんでした。
カプコンもひょっとしたらNVIDIA優先型調整に切り替えたのかもしれません。

真・三國無双ORIGINS

このゲームは一見するとMFGに対応していません。

しかしNVIDIA APPのDLSSオーバーライドフレーム生成でマルチプライヤ(以下MP)6x、つまりMFG6x相当まで上昇させることが可能です。
ゲーム上でこれができないのはちょっと厄介ですけどね。

FPSは普通のFG同士だとAMDが圧倒的に優位です。
というかここまでAMD優位になるのも珍しいってくらいに離されます。
ただしMP6xやると話は変わります。一気に平均FPSが倍近くに引き上げられるわけです。
完全に別物になりますが、正直言って素直にMFG設定最初につけてほしかったのは事実です。

MP6xになるとVRAM使用量は急激に下がります。

このゲームは元々メモリ使用量少ないゲームだったのでそもそも数値だけ見るとほぼ動いてないです。
ていうかここでもMP6xがだいぶ低く出ます。

ここでもMP6xが一番低くなりました。

電力消費量も同様です。

GPU使用率も最大ならばどちらも一緒ですが、平均では1%下がっています。

恐らくMFGのセットによってネイティブでの動画描画回数が減少していることで、VRAMやGPU使用率などが下がっている要因になっていると考えられます。
ただこのゲームに関しては普通にやる分にはAMD有利なことは事実なので、ソフトでようやくって感じです。

グラブルリリンク

このゲームはDLSSもFSRも未対応のため純粋なラスタでの暴力対決になるか?
といいたいですが、ここにも切り札がいます。

そう、SmoothMotion(以下SM)です。
これを使うと強制的に低遅延モードも最高峰であるウルトラになるため、AFMF2ほどの遅延が起こりません。
ただし起動できる条件が結構めんどくさいのがネックです。

しかしそれでもAFMF2に比べて画像破綻が少ないのは印象的でした。

SM起動すると上限の120FPSを突破します。
これもラスタでの殴り合いの場合、9070XT有利です。
やはりラスタでの勝負に関してはAMDに分がありますね。

こちらはAFMF2同様にフレームをドライバ単位で入れる後処理型なのでVRAMはラスタより上がります。
ただそれでも9070XTより低いですけど。

メモリ使用量は3~5%の推移となっています。

共有メモリも後付のフレーム増加だとラスタより高くなりますが、それでも9070XTの1/3程度に収まります。

かなりこのゲームに関しては電力食いです。
5070Tiの方が低いとはいえ、それでも全体平均から遥かに高い数値を叩き出している結果になりました。

SMによってフレームレート上げたことがGPU使用率に影響したかもしれませんが、かなり全力で回っていることが分かります。

モンハンワイルズ

モンハンワイルズの場合、フレーム生成が2x~4xまで選ぶことが可能です。
6xはNVIDIA APPでも選択不可能になってました。

通常のFG同士だとこれもRADEON有利になります。
ただMFG4xにした場合、滅茶苦茶ヌルヌル4kで動きます。
ちょっと怖すぎるレベルでした。

あれだけ初期は最適化不足と言われていたモンハンワイルズが随分マイルドになったなと言う印象を抱くには十分なVRAM消費量です。
特に9070XTより低いのはかなりでかいです。

これもアリスギア同様メモリ使用量は低下傾向。
このことからもREエンジンの最適化がNVIDIA寄りなんじゃないかと考えるに値する要因ではあります。

共有メモリは約1/4といったところです。

MFG4xだとさすがに遅延がだいぶ大きくなります。
それでも70ms切ってるあたりは流石というべきでしょうかね。

電力どか食いだったワイルズも5070Tiだと一気に下がります。
150Wの差はかなりでかいです。

GPU使用率はご多分に漏れず余裕が少しある感じです。

アークナイツ・エンドフィールド

このゲームはTAAUの他DLSS4.5対応です。

設定画面でDLSSの超解像モードの具合を変更できますが…

日本語表記だからすげぇわかりにくいぜ!!

MFGは4xまで可能ですが、今回は2xのみでテストしています。

明確にNVIDIA有利になりました。
1%LOWこそ9070XT有利ですが、平均FPSは同じTAAUでも3%違いますし、2xにした瞬間に上限の120FPSを超えて一気に40%以上上昇します。

MFGを使うことでVRAMが多めに出るという他では見られない現象が起きています。

メモリ使用量はほぼ変化無しです。

共有メモリなんと1/9!! 驚異的すぎる…。

MFGを使うことで一気に電力を下げられます。
約100Wの電力差はかなり魅力かと。

これは想定通りのGPU使用率になりました。

首都高バトル

首都高バトルはDLSSかFXAA、TSRから選べます。

TSRはUE5特有のアンチエイリアス兼超解像システムなので今回はTSRでの比較とDLSSでの比較を行います。

なお、設定はウルトラで重すぎるのでハイ設定です。

TSRだと絶望的に相性が悪く一気にFPSは40%ほど落ちますが、DLSSを起動すると一気に盛り返し、上限の180FPSにほぼ到達する感じです。

VRAMは2%ほどの推移になっており、ほぼ変化はありません。

メモリに関してもパーセンテージからすると7%ほど推移しますが、量だけで考えるとさほど動いていません。

共有メモリは約1/3.5といったところです。

電力消費量は約80Wの低下になりました。
DLSSを使うとより省電力になります。

ただGPU使用率はだいぶバラつきがあり、DLSSを活用したほうが高くなります。

なお、俺だけかもしれませんが、NVIDIA APPでDLSSフレーム生成などを上書きすると何故かクラッシュします。

このゲームを起動する際は結構注意が必要です。

まとめ

いかがだったでしょうか。
今回はみっちりと色々とソフトについて紹介していきました。

今回のまとめはこんな感じです。

本当にこれを味わいました。

ラスタでのAMD有利、これはガチです。
9070XTのポテンシャルやコスパの良さについては見事と言わざるを得ません。

ただしソフトウェア面や最近のソフトの最適化具合、超解像度の入れ方などを見るとNVIDIAが完全に有利と言わざるを得ず、それを使うことで一気にソフトが別物に化けるというのもよく分かりました。

特に現状のようにFSR RedStoneの普及がほぼ進んでいない現状を考えると、多少高くてもNVIDIA優先かなという気はしなくもないです。

AMDはこの状況下からどう反撃するのか、それともよりDLSS一強と化すのか、今後のグラボ界は見ものです。

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