TITAN ARMY「P275MV MAX」レビュー前編 デュアルフレームレートモニターはこれからの新時代足り得るか

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デュアルフレームレートモニターというものをご存知だろうか。

これは一台のモニターで二つの解像度を行き来出来る特殊なモニターで、実はここ最近のゲーミングモニター界隈では少し熱い代物です。

そんなモニターの一つとして今回紹介するのが「TITAN ARMY P275MV MAX」。

これを手に入れてかれこれ半年くらい。
いい加減にベンチ取るかと思って片っ端からベンチ取りました。

その数なんと13本! 流石に多すぎたので詳細データは後編です。
しかしここで何も掲載しないのはよろしくないので、今回は平均データを後述します。

で、このモニター、というよりデュアルフレームレート全般に言える先出しの結論がこれ。

マジでこれなんです。

では、このモニターについて詳しく見ていきましょう。

スペック

まずこのモニター、スペックはこうなっています。

mini-LEDで、しかも価格が執筆地点で7万円切るという、昔ならあり得なかったレベルで安いんです。

理由として考えられるのがHDR1400となっていても認証されたというわけではないからだと思います。

高いリフレッシュレートもさることながら、フルHDへの切り替えが可能という点もいいですね。

詳細

OSDなどの操作は物理メニューで行います。

Mが基本呼び出し、Eが戻る、それと上下スイッチと電源ボタンです。

上下スイッチにはショートカットを割り当てることが可能です。

ディスプレイ口はDPが1個とHDMI2個、USB-C1個、これが映像端子になっています。

この他USB-Bが1個とUSB-Aが2個付いており、Bを挿せばハブにすることも可能です。
が、Bケーブルは付いてこないので別途買うしかありません。

せめてつけてほしかった…。

モードの切替

4kとフルHDはOSDから切り替えます。

4k状態だとこうなっています。

このように4k表示時は最大リフレッシュレートは170Hzで固定です。

また、明るさ極限が1435ニットとなっていることからHDR1400は嘘ではないということが分かります。

一方でこれをフルHDにしてみると

一気に340Hzまで伸ばすことが可能となっています。

なお、OSDはすごく使いづらいので、俺はショートカットにフルHDへの移行ボタンを割り当てました。

HDR1400の調整

で、一つ問題になるのがこのHDR1400という値です。

要するにでかすぎるんですわ。
結果としてそのままにすると

AutoHDRだとなんか明るすぎる。

じゃあHDRカットしたらどうなるかといえば

なんか色が汚い。

そこで個人的に適度なのはスライダーは65くらいが妥当かと思います。

AutoHDRの調整は結構手間取る感じになるかと思います。

ちなみにFF7CCみたいに少し暗い画面が多いやつで30とかにしてしまうと

見えんわ!!!!

で、同じように苦労するのがHDRが内包されているゲーム。
例としてサイパンを使います。

まずAutoHDRのスライダー65でやった場合。

これだけでもまぁまぁきれいなんですが、HDRの設定をいじる、特に輝度面について注意をはらいながら設定を行うことで

よりしまったカラーリングに出来ます。

特にmini-LEDということもあり、かなり映像はスクショ以上に差が出ますのでチェックしてみてください。

フルHDと4kでのベンチマーク-平均値

では、フルHDと4kでどこまでベンチマークに差が生まれるのか、検証していきます。

今回実施したのは先述の通り13本ですが、まぁさすがにそれ全部やると多すぎるので、それは近日中に詳細データを出します。

計測環境はCapFrameX1.8.4、BIOS4.03、ADRENALINE26.3.1です。

まず平均FPSから。

平均37%、1%LOWで35%の差が出ました。やはり負荷量については段違いです。

VRAM使用量は平均、最大ともに17%の差になりました。
如何に4kがVRAMを食っているか、ということがよく分かります。

メモリ使用量は最大、平均ともに6%の差となっており、そこまでの差は出ませんでした。

一方で共有メモリについてはフルHDの方が高く出ました。
最大、平均ともに5%前後で推移しており、そこまで極端な変化はない感じです。

CPU使用率はほぼ拮抗しています。
理由として挙げられるのが、フルHDはフレームレートが高い分CPUに常時画像を出すように要求することで、CPUがほぼフル回転するからです。
結果として4kとさほど変わらない形となります。

全スレッドの場合だとそれがより顕著に現れる形です。

平均のW数になりますが、4kは相当にグラボが頑張りまくることがよく分かります。
ただこれについてはFPSの上限に引っかかった場合はそれ以上使わないため、最終的にフルHDの方が軽くなる、という結果だからです。
フルHDでもFPSにリミッターがなければ最大限に回り続けるためそんなに電力消費量は変化がないです。

GPU使用率は圧倒的に4kの方が上です。

これらのことから解像度が低い場合はCPUが、解像度が高くなるとGPUがそれぞれボトルネックになる、ということがよく分かります。

それに応じてどちらを取るか、という選択をするのがいいでしょう。

まとめ

今回のまとめはこんな感じです。

まさにこれです。

高すぎるHDRなどかなり調整が入り用ですが、それさえ突破してしまえばコスト的にも安いので非常に優秀なモニターです。

一方でフルHDにすることでシャギーが強くなる、という最大の弱点があるので、それはゲームごとにアンチエイリアスの調整をかけるという必要があります。

そこら辺の設定含めて後編で詳細なデータとともにお伝えします。

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