Lenovo Yoga Tabレビュー後編 ゲーム性能はどうだ

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さて、前回のブログでGeekBenchにてiPadに惨敗を喫してしまったYoga Tab。

ではゲーム性能はどうなんだ? というのは皆さん気になるところかと思います。

そこで今回はゲーム、及び3D Markでの性能を見た上で見えてきた、意外に強い点を出していこうと思います。

Yoga Tabについては前回のブログでスペックをレビューしていますので、スペックなどを知りたい方は下記の記事をご参照ください。

3D Mark

驚きだったのがこのソフトを動かした際の結果です。

PC版と異なり、モバイル版の3D Markは無料というのが嬉しいところ。

今回は四種のベンチマークを走らせてどうなるのか比較していきました。

まずは最新鋭の能力を見ていくSteel Nomad Light
元祖SteelNomadは激烈に重いソフトを動かすので評判でしたが、こいつもそれと同様、結構な負荷を掛けます。

こうして見るとやはりApple勢が強いです。
特にM2がなんだかんだ暴力的な強さを見せつけており、最新ソフトにおいても圧倒的に優位に立っている、というのがよくわかります。

スコアもそれに倣ってiPad>iPhone>Yoga Tabの順番で並んでいます。

しかし驚いたのがレイトレ性能を測るSolar Bay

なんとここで順位が完全に逆転します。

理由として挙げられるのが、M2にはレイトレコアが存在しないことです。
一方iPhone16Proに搭載されているA18Proチップはレイトレコアを積んでいるため、肉薄することが出来ましたが、それでもYoga Tabのスナドラ8 Gen3には追いつけませんでした。

スコアも圧倒的な差をつけており、レイトレコアがないとレイトレは厳しい、ということを如実に示しています。

続いてバイルゲームの基準を測る上で欠かせないWild Life Extream

ここはiPad>Yoga Tab>iPhoneの順番になりました。

理由として考えられるのは筐体のサイズです。
iPhoneはいくらチップが良くてもあくまでスマホです。

そのため放熱するための場所もかなり限られており、それが結果として現れた、と見るのが妥当とかと思います。

スコアについても同様です。

ここで興味深いのはこれに関してはM2とYoga Tabがほぼ一緒である点です。
つまりここで示されるのは重量級のゲームでなければ割といける、タブレットならば冷却性能が追いつける、という現実が結果として出てきた、と言えます。

最後にこれを20回連続でかけるストレステストの結果です。

スコアに関してはこれも一回だけかけた先程の結果と同様のものになりました。
特に最低値での値がM2とYoga Tabで対して変わっていないのは驚きです。

安定度に関してはYoga Tabの圧勝です。
確かに初期値こそ低いものの、それをずっと維持し続けているという結果、脅威の安定性になり、20回行ってもサーマルスロットリングがこれだけに抑えられている、という結果になります。

いわば長距離スプリンター的なタブレット、と言えるでしょう。

これは3D Markで表示されるストレステストの結果です。

上はiPadのものですが、2回めで一気に落としてその代わりにそれをずっと安定させる、という初期爆発型をしているのがAppleの大きな特徴です。

iPhoneでもその結果が出ていますが、落下スピードはかなりiPadに比べると早いです。

一方でここで面白い結果になったのがYoga Tabです。
徐々に下がっていく、という点が安定性に繋がっている、と見てほぼ間違いないでしょう。

ただiPad何がやばいって最低値の数値がほぼiPhoneの最高値というその異常な耐久性です。
どんだけこいつ熱に強いんだよ…。

FPSについては最高FPSは相変わらずM2ですが、iPhoneとYoga Tabで順位が逆転している、というのが大きな特徴です。
このことがiPhoneのチップが如何に優秀か、という性能の高さを物語っています。

しかし、最低FPSに関してはM2=Yoga Tab>iPhoneとなっており、如何にiPhoneが熱にすぐうなされる結果になるか、ということも一目瞭然です。

最低結果が出るまでの回数を示したのが上のグラフです。
ご覧のようにiPhoneはわずか9回で限界を迎えました。

一方タブレット勢は冷却性能が強烈に働いている影響もあり、かなり長持ちした形です。

バッテリーの減少結果に関してはこんな感じになっています。

iPadが驚異的なバッテリーの持ちを見せている形です。
Yoga Tabは安定性こそぴか一ですが、その安定性を維持するためにバッテリーを犠牲にしている感じはちょっと否めないです。

このようにYoga Tab、意外なほどに安定している、という結果になりました。

同時に感じる。

iPhoneというかスマホ全般、熱垂れ起こすの早いな…。

アリス・ギア・アイギス

さて、ここからは実ゲームを見ていきます。

まずはアリスギア。

ここで注目するポイントは視野角です。

まずは基礎となるPC版を見てみましょう。

うーむ、全体に成子坂製作所がイベントがない影響で寂しいぞ。
まぁおかげでどれくらい広く映るか、というのは分かるかと思います。

見てみると分かるように二段目のアクトレス名鑑のところから右側の本棚までしっかり捉えられてます。
これが4k、つまり横3840ピクセルでの最大視野です。

これがどうなるか。まずはiPad。

せ、狭い!! 上はともかく横はだいぶ削られてるよ! 狭すぎる!

いやー、ここでiPadの弱点が見事に露出するわけです。

あと、実を言うともう一つ難点がありましてね。
画像見るとなんとなくぼんやりしたような、そんな印象があるかと思います。

実はAppleのアリスギア、結構レンダリング解像度が低いんです。
そのこともあり大画面になると結構ボヤケた感じになってしまいます。

そこを解決するのが「実験的機能」の中にある解像度をそのまま使うシステム。
これをオンにすると…

あらクッキリ!
マジでこれ画面でかいほどこの機能は効果抜群です。

どれくらい違うかと言うと

ち、違いすぎる…。
明らかにそのままに比べてシャギーが減っている、というのが分かると思います。
なのでiPadユーザーはこの機能オススメです。

続いてiPhone。

今度は広すぎる!! 超ワイド!

だが最大の弱点、スマホサイズを横長にするとね…UIがすげぇ見にくいんだ…。

で、当然iPhoneにもあの実験的機能はあるわけです。

少しボヤケが減ったかな、という感じですね。

どれだけ違うかと言うと

正直あまり違いがわかんねぇっす…。
まぁ幾分かクッキリしたかな、くらいですな。

もっとも、スマホは画面が小さいためこれに関しては恩恵はあまりないかもしれません。

で、肝心のYoga Tab。

割と頑張った広さしてる! 広すぎず狭すぎずで、比較的ちょうどいいかんじです。

実験機能をオンにすると

これもある程度クッキリします。
ただAndroidは元々からネイティブ解像度をぶっこんでるところも多いので、少し効果があるくらいかな、と思ってたんですよ。

明らかにクッキリ具合が違いました。
特に注目してほしいのはPC画面。文字とかのディテールが潰れてないので、思ったより効果あります。

で、ここまでの四種を比べてみると

PCがきれいなのはこの際しょうがないんですが、iPadが滅茶苦茶クッキリしてます。
つかシャギーがほぼ発生していない。このタブレット怖い。

Yoga Tabの方は少しシャギーが目立つ感じですが、まぁタブレットの画面で見る限りではそこまで気にならないかと。

意外に広さとかバランス、という点を考えるとYoga Tabいい路線いってると思います。

キャラクターをきっちり見たいならiPadの方がオススメなのは事実ですけどね。

Gジェネエターナル

さて、では今回はPC版がないものとしてGジェネエターナル。
ホーム画面を比べていきます。

まずはiPad。

如何に上に広いか、ということが分かると思います。横のサイズもちょっとキツめです。

次にiPhone版。

…横が余ってる…。

で、Yoga Tab。

意外に手狭だな、というのが正直な感想でした。
上に余りすぎている、という感じはないですが、少し窮屈さはあるかな、っていう感じですね。

三種でズームして比べると

少しYoga Tabシャギーあるかな、っていう感じです。
ちなみにYoga Tabは最初の設定でFPSや画質が「最高設定」にならず「高設定」になっていました。

今回は公正を期すために全部最高設定にしましたが、ちょっと厳しい感じあります。

アークナイツ・エンドフィールド

さて、大型タイトルの比較で最後です。

今回はマップ上でのキャラ、メニュー画面でのキャラ、オプションの状態を比較していきます。

まずはiPad。最初に設定されたオプションはこんな感じです。

流石に最高設定になりました。fpsも45出ています。
一方でレンダリング倍率、植物の密度に関しては「中設定」になっているのと、オブジェクト品質も「高設定」に留まっているという点が特徴です。

これでまずはマップを見てみましょう。

全体にクッキリしています。
アンジェリーナギルベルタの画像も結構クッキリ眼ですし、文字もつぶれていません。

ただ狭い、それが難点ですが。

人事場面。PC版しかやってなかったので意外だったのが、キャラの選択画面が横にある、というのがモバイル版の大きな特徴です。
これも全体にクッキリしており、悪くないですね。

続いてiPhone版。まずオプション。

なんと項目の一部がiPadを抜かしました。
植物の密度、オブジェクト品質も最高レベルです。
ただレンダリング倍率だけは中設定になった形です。

マップはやはり広め。
視野角の広さ、という意味では有利、なんですが…。

実は難点があります。とにかくスマホが滅茶苦茶熱くなるんです。
3D Markの結果が示してるように、結構すぐに熱垂れします。

どんだけ負荷高いんだよ、このゲーム。

人事場面はこんな感じで、キャラはちょうど収まりますが、iPadと異なり脚が見えない、というのはちょっと難点かと。

続いてYoga Tab。まずはオプション。

グラフィックは高設定、fpsも30に落ちました。
ただ植物の密度は何故か高設定です。

あとYoga Tab、PC版と同じくAPIがVulkanだからか、シェーダーコンパイルの速度がぶっちぎって早いです。

流石に文字が潰れたり、キャラクターもクッキリしてないなど、グラ面では明らかに落ちている感じです。

人事場面も少し眠たげな感じになっています。視野角はバランスいいんですけどね。

で、三者を比べるとこんな感じ。

こればかりはYoga Tabの惨敗です。
グラフィックの初期設定品質で明らかに負けた、という感じです。

キャラクターの顔についても、やはり結構差が出ている、という感じですね。

ちなみに動画を撮った上で平均fpsを計測しました。

ほぼ上限張り付き、という感じです。
特にiPhoneの瞬間爆発力が生半可じゃなかったです。

ただ上限張り付き、ということはその環境に合わせた自動設定が相当上手く働いた結果、とも言えるでしょう。
結構システム周りは優秀です。

で、ここで気になったんですよ。
同条件でPC版はどうなっているのか、と。

おい待て、明らかにポリゴン数が違う…。おかしいくらいクッキリしている…。

なんか人の質感も違いすぎませんか?!

比べると…

アリスギアなんか比にならないレベルでPC版のレベルが違いすぎました…。

如何にモバイル版がポリゴン数抑えているか、というのがよく分かったと思います。

後編まとめ-どういうゲームがオススメ?

結論から言うとこんな感じです。

そう、重めのゲームはちょっと厳しいです。
画質面に関してはiPadに明らかに劣ります。

ただし、3D Markの結果なども見て分かるように、熱垂れしない耐久性、解像度の高さ、そしてちょうどいい比率、ということを考慮すれば外部モニターに接続してプレーするのは結構ありです。

ゲームに関してはグラフィックの品質などを落とせば、結構ゆとりを持って回せると思います。

ただし画質でも妥協したくない、という方ならばiPad一択になってしまうのが現実です。
視野角だけは犠牲になりますが、最高峰のグラフィックで長時間プレー、ということになるとあれに敵う機種は正直厳しいと思います。

同時に今回のテスト結果で明らかになったのは、モバイルゲームはもはやスマホでやるには結構無理があるところに来ている、ということでした。

要するに様々な観点から放熱が追いつかないでゲーム体験を損ねる、という結果に落ち着いた感じです。

そのためモバイルゲームをしっかりやるならタブレットはあったほうがいいかと思います。

iPadほど値段は出せない、多少画質は犠牲になってもいい、というならちょうどいい塩梅のタブレット、と言えるのではないでしょうか。

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