steamサマーセールが終わり、何か別のセールが控えていると噂の今日このごろ。
色々なゲームが一気に安くなるSteamのセール期間は見逃せないですよね。
しかし、はたして何がオススメなのか、何を買うべきか、迷う方が多いのも事実です。
そこで今回は、Steamサマーセールで値下げしていたタイトルから、個人的に厳選したオススメゲームを紹介します。
数としては全部で10種類ですが、バンドルも今回は含んでいますので、実質的には8種類になります。
今回紹介するタイトルはセール終了後でも買うことをオススメしたい名作揃いだと自負しています。
また、今回紹介するタイトルが自分のPCで動くのか、不安に感じる方もいるかと思います。
そのため軽めにベンチマークも紹介していきたいと思います。
自分の使用しているPCは以下のとおりです。

また、今回のベンチに関してはすべて4k最高設定で行っています。
つまり最大でこれくらいのものが出ると思ってください。
特に注意が必要なのがVRAMです。
それも併せて紹介いたします。
ちなみに今回オススメとして選んだタイトルは、すべて4K最高設定でもVRAM16GB未満で動くことを実測で確認したもののみを選んでいます。
極端に重いゲームについては除外させていただきました。
サイバーパンク2077

まず1本目はサイバーパンク2077。
FPSで描かれるナイトシティという危険と隣り合わせの街中で生きるオープンワールドゲームです。
このゲームは今回のサマーセールでは超大型DLC「仮初の自由」とセットになったフルセット版がとにかく安かったです。
値段はこんな感じでした。

次のセールでこれくらいか、もしくはこれ以下になる可能性もあります。
この作品の魅力はオープンワールドとサイバーな世界観で描かれる自由度の高さ。
物語を進めると車やバイクなども入手できますので、自由に街を駆け回ることが可能です。
リアルタイムレイトレーシングにも対応していますが、かなりFPSやVRAMに違いが生まれます。
そこでこのゲーム、実はゲーム内にベンチマークがついているという大きな特徴があります。
なおベンチ結果は、先日アップデートされたバージョン2.3ではなく、2.2の結果となっていることをご了承ください。

VRAM使用量はレイトレ有無で差が15%ほど開きがあります。
レイトレを使わない場合13GB程度ですが、レイトレありの場合14GBほどになります。

ベンチモードだと水や光などかなりレイトレを使うこともあり、消費量はかなりのものになります。

また、RADEONだからというのもあるかもしれませんが、FPSに至っては平均で3.4倍ほどの差が生まれます。
スムーズに動かすならレイトレはカットしたほうがいいかもしれません。

ベンチモードもほぼ同様の差になります。

メモリ使用量は5GB程度に収まります。

ベンチモードも同様の感じです。
まずこのゲームをプレーするならベンチマークで最適な動作を見つけた後に、実際にプレーするのがオススメのスタイルです。
きれいな映像でストーリーもスペックもだいぶ重いゲームではありますが、自由度の高さによる爽快感はすさまじいものがあります。
危険な世界でスリルや自由を味わいたい方にはオススメの一品。
皆さんもナイトシティを駆け回ってみませんか。
ゴーストオブツシマ

二本目はゴーストオブツシマ。
プレステで出たオープンワールドアクションゲームのPC移植版です。
セールではこの価格でした。

蒙古襲来という渋いテーマを扱った時代劇タイトルであり、これもまたオープンワールドで描かれる美しい対馬の景色が魅力です。
そう、この作品の立ち位置は歴史ものではなく「時代劇」にあるというのが、このゲームの面白いところです。
海外スタジオとはいえ、黒沢モードという白黒になるモードや、建築物やフィールドも全体に強いこだわりを感じられます。
また、フレーム生成に対応しているため、かなりの高FPSをたたき出すことが可能です。
フレーム生成なしにして動的解像度スケーリングを設定することでFPSにリミッターを設定することが可能です。

その状態とリミッターを外した状態での比較VRAM使用量。
それほど極端な差はありませんが、少しでもVRAMを節約したいなら使用するのはありだと思います。

FPSはリミッターをつけてもわずかに超過します。
フレーム生成有効だとかなりのFPSを出せるのがわかります。

メモリ使用量も4.5GBくらいには収まります。
最適化も徹底しているほか、プレイステーションオーバーレイというプレステにPC版の実績を移すことのできる機能も付いているため、やり直しプレーにもおススメです。
誉れは浜で死にましたという有名な言葉もこのゲームのものです。
誉れとはなんであるのか、対馬の地で探していく名ゲームです。
時代劇が好きな方、日本の地でオープンワールドしたい方には本気で刺さると思います。
ファイナルファンタジーⅦリメイク インターグレードファイナルファンタジーⅦリバース ツインパック


三本目はバンドルでの販売、FF7リメイクとFF7リバースです。
FFシリーズの名作、7のリメイク作で、三部作構成ですが、まずは二作品が発売しています。
こちらバンドルで勧める理由がその値段です。
セールの時はこの価格でした。

名作ゲーム二本セットでこの値段は安いと感じるのではないでしょうか。
しかしこの作品、ただ映像を現代アレンジしただけではないのがポイントです。
なんかストーリーを進めれば進めるほど、かえって謎が深まっていく知っているはずの7とは全く違うストーリーが展開されていきます。
そのためFF7を知っている人ほどプレーしてほしい作品です。

まずはリメイクのVRAM使用量。
だいぶ軽いのがわかると思います。

一方のリバースのVRAM使用量はリメイクより重くなるので、少し注意が必要です。


FPSはリメイクもリバースも最大FPSは120FPSです。
リメイクもリバースも両方とも120FPSまで自分の環境ではいきます。

メモリ使用量ですが、リメイクだとここまで軽いです。
元がPS4で出たゲームのリマスター版だからというのもあるかもしれません。

リバースの場合少し重くなりますが、それでもこの程度に収まります。
様々なミニゲームは相変わらずありますし、名作の場面は現代ナイズされつつも謎の多いこのシリーズ
三部作のラストがどう決着つくか期待したいです。
二本そろっての名作をしっかり味わいたい方、FFファンの方はにやりとする演出が多いので、このバンドル、やってみる価値あります。
真・三國無双ORIGINS

四本目は真・三國無双ORIGINS。
今年発売したばかりの新作ということもあり、23%オフと割引率は少し控えめでしたが、今後割引率は増える可能性があります。

豪華版はオフィシャルブックやゲーム内アイテムのついてます。
この作品は今までの三國無双シリーズと異なり、特定の主人公がいる、というのが大きな特徴です。
オリジナルの主人公ですが、これが全く邪魔にならないという見事なシナリオ配置がいい感じです。
また、キャラクターの表現も大きく変わっています。
今までサイコだった黄巾党の長「張角」もカリスマ性のある男として描かれ、後の三国志の中でも特に有名な国である「蜀」(今の四川省付近)の皇帝となる「劉備」もヤクザ系の兄ちゃんに変わるなど、一気にキャラクター性を変えています。
この作品、何がすごいってその敵の数。
今までの比じゃないレベルで敵が大量です。
大部隊同士による戦闘というダイナミックさもありながら、それでいて無双シリーズ特有の爽快感も忘れないのがオススメのポイントです。

VRAM使用量は約13GB、最高設定でこれなので16GBのグラボがあれば4kでも大丈夫です。

FPSはFSRやDLSSが使用できるため結構高く出ます。
ただ、なぜかフレームジェネレーション有効にするとゲームが落ちます。

メモリ使用量は驚くほど少ないです。
このゲームは体験版もあるため、まず肌に合うかどうかは体験版も試してみるのもいいでしょう。
体験版では「汜水関の戦い」を再現したシナリオが行われます。
今までの無双とはひと味違う、いい意味で固定概念を覆される無双です。
舞台は映画「レッドクリフ」でも描かれた三国志随一の有名な戦い「赤壁」までですが、爽快感や各キャラクターの掘り下げ具合は今までの無双より遥かに強力です。
正統進化した無双、ぜひ購入してみてください。
龍が如く7 & 8 バンドルパック

次は龍が如く、今回紹介するのは7と8のバンドルパックです。
これもバンドル版が非常にお買い得となっており、なんとこの時は2本セットで60%オフでした。

このゲームは今までの戦闘はアクションだった「龍が如く」と違ってRPGスタイルになり、主人公も「桐生一馬」から「春日一番」に変更になるなど、大きく変化した作品です。
最初は主人公変更でどうなるかなと思ってたんですが、これが見事に大成功した極めて珍しいスタイルといえます。
RPGもコマンド式のオーソドックスRPGで、ジョブチェンジはハローワークで行うなど妙に現代的なドラクエです。
実際ゲーム中でもドラクエという言葉が頻繁に出てきており、このためだけにスクエニに許可に取りに行ったという話すらあるほどです。
今回はまだ自分が7しかプレー出来ていないこともあるため、7を用いたベンチマークです。
しかし、スペック的にはほぼ変わらないと見ていいと思います。

VRAM使用量は4k最高スペックでも驚くほど軽いです。
10GBいかないのはかなりPCに優しいですね。

FPSもこれだけ出ます。
しかもこの数値はフレーム生成などがなくてもこれだけ出ます。
というかこのゲーム、フレーム生成ありません。

メモリ使用量も比較的低いのも大きな特徴と言えます。
非常にPCに優しい設計になってるのが魅力です。
グラフィックは結構きれいだし、ストーリーもどこか引き込まれるものがあるなど、正統派の龍が如くのようでいて、主人公を変えたことでまるで違う感触になっています。
ただしここで注意点。
他にも過去作の龍が如くがSteamで出ていますが、個人的にはこれはおすすめしません。
何故なら、主題歌が収録されていないんです。
あくまでアメリカのセガが、アメリカでの販売タイトルである「YAKUZA」をベースにしたものだからです。
主題歌が魅力であるだけに、それが収録されてないのはかなりもったいないので、過去作はプレステ版を買うのをオススメします。
汚いペルソナと言われている本作ですが、ストーリー性は引き込まれる上、昔の龍が如くスタイルのまま大きく進化した作品です。
PCにも優しいなど結構魅力的と言えます。
またミニゲームも多数収録されているため、様々な方面で遊びたい人にはホントにオススメです。
ファイナルファンタジーⅩⅥ

続いてFF16。
これはDLC付きで買ったほうがだいぶお得でした。

開発したのはFF14などでおなじみのスクエニ第三開発事業部。
そのこともありストーリー性は非常に細かいです。
ただ結構ストーリー自体はだいぶダークファンタジーで少し重い感じはあります。
しかし、戦闘についてはなかなかのものがあります。
FF15の地点でだいぶアクション寄りでしたが、それを更に強化して完全にアクションにしたのがこの作品です。
実際ジャンルもアクションRPGになっているのが特徴です。
今回は特に召喚獣がフィーチャーされており、召喚獣を用いた派手なバトルも一つも魅力です。
ムービーでも召喚獣への変身やバトルなど結構変身ヒーローものみたいなスタイルがあります。
合うか合わないかについては体験版もありますのでチェックしてみるのも手かと思います。

VRAM使用量は体験版と製品版でだいぶ異なっていますが、体験版が耐えられるなら製品版は確実と思って大丈夫です。
ただ4K最高設定でやるなら16GBはVRAMがあったほうがいいでしょう。

FPSはフレームジェネレーションが使えることもあり、重い割にはかなりの数値出ていることがわかります。

メモリ使用量は体験版と比べて製品版は半分ほどになっており、だいぶ軽くなっています。
ダークファンタジーやスタイリッシュなアクションが好きな方にはかなり刺さると思います。
アクションも全体的に派手めであるため、簡単操作で派手なアクションを好む人にオススメです。
ギルティギア・ストライヴ

次にギルティギア・ストライヴ。
ギルティギアの主人公であるソル・バッドガイの物語のある意味完結編です。
これはなんといってもバニラが安かった。

しかし、個人的には既に追加キャラが大量にリリースされていることから、それを自由に使いたいならフルセットを買うことをオススメします。
スト6とは異なりコマンド入力式の昔ながらの格ゲーですが、空中戦やコマンドなしでもコンボのつながる「ガトリンクコンビネーション」などのシステムもあります。
このゲームはとにかく骨太のストーリーも魅力の一つ。
なんとストーリーモードは、一切格ゲーなのに格ゲーすることがありません。
一本のアニメを見ているように物語が進行します。
そのため一本の新作アニメーションを買ったと思っても損はない感じです。

VRAM使用量は4k最高画質でも12GBを下回っています。

FPSは60FPS制限です。

フレームタイムは最初の演出で最大値になりますが、通常のバトルだとそれほど気にはなりません。

メモリ使用量もだいぶ抑えめになっています。
あとこのゲームはとにかく音楽がいいです。
何しろ全曲ボーカル入りという格ゲーにしては珍しい、というか全ゲームの中でも新しいスタイルです。
がっちり格ゲーやりたい人にも、アニメーションを楽しみたい人にもオススメのゲームです。
Sid Meier’s Civilization VI

最後がシドマイヤーズ・シヴィライゼーションⅥ。
このゲームは今回のセールでびっくりするほど安かったです。
なんと95%オフでした。

このゲームは文明などを発展させていきながら最終的にどうやって他国に対して有利に立つかを考えるストラテジーの名作です。
新作の7も出ていますが、7は少し重いようですので、あえて完全に開発が終わりDLCも出し尽くしている6を推します。
とにかくあと1ターン、あと1ターンと延々進めたくなる驚異的中毒性を持つゲームです。
勝利のパターンや率いる指導者も複数あり、指導者によって方針なども変わるため、どの指導者が自分のスタイルに合うかも考える楽しさもあります。
ちなみにこれもゲーム内にベンチマークがあるため、どの程度のスペックが出るかを見ることができます。

VRAM使用量ですがベンチだと他国のAIが働かないために低く出ます。
しかしそれでもこの数値なのでミドルスペックのPCでも十分に動きます。

FPSは脅威の500超えです。
ストラテジーでこんなにいるかと言われると疑問ではありますが。

メモリ使用量はやはりこの手のゲームだからまずまず食いますが、それでも比較的優しい部類です。
中毒性のあるストラテジーを求める方にはこのゲーム、ホントにやってほしいです。
古代から現代まで様々な指導者が登場するため、そのスタイルに合わせた戦術、戦略を練る楽しさは随一です。
セール常連である上、とにかくセール中は安いため損をした気分には絶対にならないと思います。
まとめ
今回のソフトは最初にも言ったようにウィッシュリストに入れておいて損なしの作品だらけです。
ホントにプレーしてほしいソフトで固めました。
他にもソウルライクなどもいいのですが、個人的にソウルライクはどうも苦手で…。
そのためちょっと除外しました。
もしやるならエルデンリングはオススメです。
今安いですし、新作「ナイトレイン」も出て、しかも好評ですしね。
どちらにせよ何かゲーム買う際に、少しでも参考になれば幸いです。
個人的には今回のサマーセールは、「ロマサガ2リベンジオブセブン」と「AC6」が入ってないのが惜しかったです。
それも入っていればオススメタイトルに問答無用で上げたんですけどね。
それは次回のセールに期待しましょう。
他にもペルソナなどの名作も大幅値下げになりますので、Steamのセールは見逃せませんよ。
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