旧ブログから見える今の視点 30 MINUTES MISSIONS「eEXM-17 アルト ホワイト」レビュー

昔掲載していたブログから記事は引っ張ってきました。
当時を振り返りつつ、今はたしてこれらに対してどういう視点が自分にあるのか、ということを考えていこうと思います。

(以下しばらく当時の文章のままお送りいたします)

30 MINUTES MISSIONS(以下30MM)。
自分だけの量産機を作れというキャッチコピーの元、始まったバンダイの新ブランドである。
形としてはフレームアームズと似たところがあるが、その特徴的なのはそのブランド名の通り30分ちょいで作れるというその脅威的な組み立てやすさにある。

そんな新企画の第一陣として出たのがアルトである。
アルトには最初色が三色あり、ホワイト、ブルー、イエローが最初に発売され、今でもカラーバリエーションは増えている。
そんなアルトのホワイトを積んでいたのでいい加減に組むかと思い、作ることにした。

そんなアルトのランナーはこんな感じである。

シンプルに三種類だけ。
そして説明書はリーオーなどと同様に組みやすさ重視で、何処のパーツにどのランナーを使うのか一目瞭然で分かるように説明書が出来ている。
くみ上げに関しては筆者は遅い方なので二度切りなども行った結果

これで出来上がった。
しかしそれでも組みやすさは十分に実感できた。

そんなアルトの完成品がこれになる。

ザ・量産機という感じの面構え。
シンプルイズベストをしたフォームは、強すぎず弱すぎず、といったところだ。
頭部のクリアーパーツの下には、ディテールが掘られている。
ちなみに各所に3ミリ穴が開いており、あらゆるカスタマイズが可能なのも、30MMの特徴ともいえる。

側面

肩は独立して可動するようになっているが、結構固め。

背面

背面はあまり装甲に覆われていない。
また、バックパックも3ミリ穴が開いているほか、バックパック自体が取り外しが簡単にでき、そこも3ミリ穴が開いている。

可動範囲

ガンプラで培った技術が、悉くフィードバックされているような動きをすることが可能となっている。
正座も開脚も余裕で決まる上、股関節に可動域を広げるためのユニットが付いているため、妨げになることはない。

付属品

サブマシンガン、ナックル、サポートメカ「ロイロイ」が付いてくる。

ロイロイはこれくらいのサイズで非常に小柄で妙なかわいさがある。

武器を持たせて

サイズはそれほど大きくはない。
なおグリップエンドのところは固定式。
ナックルに関しては先端にオプションウェポンに付いてくる武装群を取り付けることが出来るようになっている。

ちなみにロイロイは足を外して頭として使うことも可能となっている。
そこにも3ミリ穴とか開いているため、カスタマイズが可能となっている。

サイズはというと

実は標準的なHGより小柄である。
1/144換算でおおよそ16mといったところか。

以上、30 MINUTES MISSIONS「eEXM-17 アルト ホワイト」でした。
組みやすい、出来がいい、拡張性十分と、複数個欲しくなってくるキット…なのだが、何処に行っても、在庫が、ない!!!!!
マジでない…。これほど人気になるとは思わなかった。
早く再販してくれることを願うと同時に、今後のシリーズ構成に期待したいところである。

(これまで旧ブログより。以下2025年6月追記)

という感じで当時発売してまだ数ヶ月しか経ってなかった頃のレビュー記事を出してみました。

あれから実に6年。今の状況を誰が想像出来たでしょうか。

いつの間にか30MMは30ミニッツレーベルという巨大レーベルの一つとなり、

数多くの新型機を出し、今やその種類は70種類を超えるほどに成長しました。

更には30MMとコラボして

アーマード・コアのプラモにもなるなんて誰が予想できたのだろうか。
てか、こんなもん予想できんわ!!!

更に2021年には

美少女プラモシリーズである30MSがスタートし、これまた大ヒット。

そして2024年に

RPG的要素を組み合わせた30MFもスタートしました。

しかもこれらすべてが3ミリ穴で共通しているため、レーベル間でパーツの貸し借りが出来るという状況になるなど、誰が予想できたのだろうか。

更にはこれがバンダイのプラモ売上の中でガンプラの2~3割に相当するまでに成長するとは、正直予想外にも程がありました。

今後もこのシリーズは成長していくでしょう。
都度、俺はこのシリーズをレビューしていきたいと思ってます。

……手に入れば、ね……。

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